汗っかき・暑がり女性必見!春・秋登山のレイヤリング術 その①
汗っかき・暑がり女性必見!春・秋登山のレイヤリング術 その②
では、ベースレイヤー(下着と行動着)とミドルレイヤー(中間着)についてお話ししました。
今日はアウターレイヤーについてお話しします。
安価なアウターレイヤーは危険!
ぬくもりを逃さず、雨、風から守ってくれる、お家でいえば、壁のような存在。それがアウターレイヤーです。。
値段のお手頃な、ワークマンの高機能カッパでよくない?って思っていると、痛い目をみます。
決してワークマンを否定しているわけではありません。”登山用には向かない”というだけで、yuriはワークマンのカッパっを、雨天時の自転車通勤で愛用しております。ちょっと蒸れるけど、ただのビニールのカッパよりはいいです。
ワークマンのカッパと、登山用のカッパは何が違うのか?
それは、
防水、透湿性能が格段に違います!
防水とは、水がウェアに滲みないこと。
透湿とは、ウェアの内側の蒸気を外に出してくれること
です。
値段でいうと、1万円以下の、いわゆる「カッパ」と呼ばれている製品は、防水、透湿性能をいくらアピールした商品であろうと、長時間ハードな運動で、汗をかき続ける登山には、その性能が全く追いつきません。
それと、安いカッパは、生地の縫い目(シーム)部分から確実に水が進入してきます。縫ってる糸と、生地と生地の隙間から水が入ってくるのです。
安いカッパは、雨が降らず、休憩中の防風目的で着るのなら、いいかもしれません。
が、
山は天気が変わりやすく、風が強く吹いたり、雨が降ったりと、行動中に着用することも多く、透湿性がないカッパでは、自分の汗で衣類がビショビショになり、カッパを着ても着なくても、変わらないんじゃないか?ってぐらいに濡れてしまいます。
いくら吸水性、透水性に優れるベースレイヤー、ミドルレイヤーを着ていても、1番外側に来るアウターに透水性がなければ、結局はただのビチョビチョの気持ちの悪い服になってしまいます。
アウターレイヤーには金かけろ!
なので、登山用のカッパ(アウター)が必要!!
でも、
登山用のカッパ(アウター)って…
値段がめちゃくちゃ高い!!
その理由は、やっぱり、抜群に高機能だからです。
絶対にお薦めなのはGore-Tex素材のアウターです。
Gore-Texの公式サイト↓
Gore-Tex素材の服は、お店にいくと、服に付いているタグに『Gore-Tex』と表記されていますし、裏地、表地にも『Gore-Tex』の表示があります。
yuriのアウター↓
生地の縫い目の裏地はこの通り。
ミレーのアウターですが、かれこれ10年近く愛用しています。
縫い目がGore-Tex素地で覆われているため、縫い目から水が進入してくることはありません。
身体を濡らしたしたくない登山にとっては、欠かせないアウターです!
ですが、Gore-Tex素材の服ははっきり言って、値段が高いです。登山服ブランドによりますが、安くて2万円〜です。
Gore-Texは使用目的別に、さらに種類分けされており、4、5万、ブランドによっては、それ以上😵!お値段のするアウターもありますが、値段が上がるにつれて、防水性、保湿機能がさらに向上したり、軽量になったりします。そして値段が高くなると、冬登山でも使える使用になります。
春・秋登山であれば、2、3万円のGore-Tex素材のアウターで十分です。基本的にGore-Tex素材のアウターは、軽いし、小さくたたんでコンパクトに収納することが可能なので、”雨、絶対降らないよなぁ”って、思う時でも、ザックにポンッて入れられるので、負担になりません。
雨、風がある場面では、薄手であっても、Gore-Tex素材であれば、快適に登山をすることができます。
雨が降らなくても、Gore-Texは優れた防風性能(風を通さない)を持っているので、季節を問わず、登山には必須なアイテムです。
インナーレイヤー、ミドルレイヤーもそうなのですが、登山用の服って高性能が故に、値段が高いです。
ですが、長時間、快適に行動するために必要なものですし、1度買ってしまえば、最低限のメンテナンスはありますが、長期間使用できます(yuriは10年着ています)。
これから行く登山が快適になることを考えると、絶対必要なものです。
Gore-Tex素材のアウターをぜひ1枚、頑張って買いましょう!
Gore-Texが買えるお店はこちら↓
インナーレイヤー、ミドルレイヤーについての記事↓
汗っかき・暑がり女性必見!春・秋登山のレイヤリング術 その①
汗っかき・暑がり女性必見!春・秋登山のレイヤリング術 その②
Gore-Texのお手入れ方法については後日投稿します!
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